VMWare PlayerとHyper-Vの速度比較

前回VMWare Player VS VirtualPCベンチマークを取ってみたんだけど今回はHyper-Vでも同じことをしてみた。
最初にVirtualPCのイメージをHyper-V上で動かそうとしたのだけれど、統合サービスをインストールしてもゲストOSのデバイスマネージャーで「Virtual Machine Bus」が動作しない。

対策はHyper-Vの仮想マシンを作成するを参考にmsconfigを使ってHALの入れ替えをしたら正しく認識。
不満は16bitカラーしか選べないのとワイドの1440x900が選べない。
仕方ないので1024x768でベンチを取ってみた。
前回はゲストがXPだったけど今回はVistaで取り直し。

[結果]

項目 ホスト(Vista) Virtual PC(ゲストVista) VMWare Player(ゲストVista ホスト(2008Server) Hyper-V 統合サービスなし(ゲストVista) Hyper-V 統合サービスあり(ゲストVista)
CrystalMark 131454 63714 64429 119471 60624 72423
ALU 29283 14086 13882 31112 12630 14813
FPU 28391 13337 13309 28449 11777 13986
MEM 13647 18591 20852 15933 19188 24371
HDD 7381 8907 7032 6791 5430 5628
GDI 9529 1689 5508 5499 3477 3080
D2D 3505 5903 2711 3410 7552 9476
OGL 39718 1201 1135 28277 570 1069

※赤字は一番スコアが高いところ
Hyper-Vの2つは画面解像度が低い


操作感としては統合サービスありのHyper-Vはすごく軽い感じがする。
統合サービスがないと他の方が軽く感じました。
ベンチマークの数値だとそれほど違いがないものの実際の感覚ではかなり違います。