OSSライセンスは難しい

IPAOSSライセンスの比較、利用動向および係争に関する調査を読んでるんだけど、やっぱりライセンス関係は難しい。
例えばGPLBSDライセンスの互換性についても

<互換性>
FSF ウェブサイトによると、2-Clause および3-Clause のBSD License はGPL と互換性を持つが、
4-Clause BSD License は宣伝条項を含むためGPL と互換性がないという。一方で、Lee 博士は、
BSD License は、LGPL とは互換性があるが、GPL とは非互換である」としているが、その理由に
ついては明らかにしていない。

みたいに当事者同士で認識違ったりするし。
ライセンスはライセンスで要求された内容がどの法律のどの権利に該当するかというところを法解釈しないといけないから、訴訟が起きて初めて具体的な違反が分かるという所があるのがつらい。
特に、日本じゃこの手の訴訟が起きてなくて解釈の前例もないし何がOKで何がNGか分からないってのが現状なのかなぁ。